RDQ(Roland–Morris Disability Questionnaire)

腰痛による日常生活の障害を患者自身が評価する尺度である。腰痛のために、「立つ」、「歩く」、「座る」、「服を着る」、「仕事をする」などの日常の生活行動が障害されるか否かを、「はい」、「いいえ」で尋ねる24の項目からなる。0点から24点の範囲で得点化され、高得点ほど日常生活の障害の度合いが高いことを示す。
短く簡単であり、回答者にわかりやすいので、5分程度で実施できる。
英語以外にすでに十数カ国語-フランス、ドイツ、オランダ、ロシア、スペイン、イタリア、スウェーデン、ポルトガル、ポーランド、トルコ、ブラジルなどに翻訳されており、各国で腰痛関連機能障害の程度を評価する評価法の一つとして、様々な研究に使用されている。

日本語版版権者

  • RDQ日本語版制作委員会

開発論文

  • 紺野愼一. Roland-Morris Disability Questionnaire(RDQ)日本語版の作成と文化的適合. 整形外科 2003;54(8):958–963.
  • Suzukamo Y1, Fukuhara S, Kikuchi S, Konno S, Roland M, Iwamoto Y, Nakamura T; Committee on Science Project, Japanese Orthopaedic Association. Validation of the Japanese version of the Roland-Morris Disability Questionnaire. Journal of Orthopaedic Science 2003;8(4):543-8.

尺度使用登録申請 →  
非営利目的で使用される方は、使用登録が不要です。マニュアルをご購入いただき、付録の調査票を複製して使用してください。
非営利目的以外で使用される場合は使用登録が必要です。  

マニュアル →  
RDQの説明や使用方法、スコアリング方法等について解説するとともに、開発研究のデータなどが掲載されています。  

質問紙サンプル